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東京日本橋での生け花教室のはじまり
私自身、生け花と出会い、そしてお稽古を重ねる日々の中で、
多くの気づきと心の余白を感じられるようになりました。
長年のお稽古の日々の中で、
知らなかった季節の花の名前、季語も覚えることもできたり、
華道の習い事を一緒に楽しむ仲間たちに出会えたり。
生け花を通して日常が少しずつ豊かになっていく実感を覚え
いけばなの楽しさや奥深さを
もっと多くの方に伝えたいという思いにつながりました。
生け花を学ぼうとしたとき、
「格式が高そう」「どう始めればいいかわからない」
そんな戸惑いは私自身も経験しましたし、教室を始める際にも多く耳にしました。
さらに、忙しい日々の中で時間が取れないという声もよく聞きます。
だからこそ、東京の中心・日本橋というアクセスの良い街で、
伝統と文化を感じながら、もっと自由に、
気軽にいけばなと出会える教室を開きたいと思い、お教室を始めることにしました。


生け花教室「おおら花」名前に込めた想い
皆さまは「おおらか」という言葉に、どんなイメージをお持ちでしょうか?
広い心で、自然体で物事を受け入れる―
そんな穏やかな在り方を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。
私にとって「おおらかさ」とは、
どうにもならないことに対しても静かに向き合い、
変化を受け入れながら進む、しなやかな強さのことのように感じます。
それは、植物の姿にも重なります。
自然の流れの中で形を変え、
光に向かって、あるがままに咲いていく。
その姿は私たちに穏やかさ、折れない強さを教えてくれます。
「おおらかさ」に「花」を添えると、
広い空間に、自分がイメージした鮮やかさが生まれてくる。
自分でも知らなかった個性の花が咲くような、
そんな感覚から、「おおら花」という名前が生まれました。
生け花・華道とは
生け花・華道は、花や植物を使って、自然の美しさと人の感性を織り交ぜて空間を構成する、日本独自の伝統芸術です。
また、植物と向き合う静かな時間のなかで、自分自身の心の動きや感情に気づくことができる──
その内面的な対話も、いけばなの大きな魅力のひとつです。
何か新しい趣味や習い事をしてみたい。日本文化を楽しみたい。
時間の流れが早い東京で、
仕事に追われる毎日のなかで、「ちょっとリフレッシュしたい」
そんなときに生け花は最適です。
花、植物を手に取って、形を整える。日常の役割も忘れる時間の中で、自分らしさと向き合って、肩のチカラが抜けていく。
そんなひとときと思いを大切にして、教室を開いています。


生け花教室「おおら花」で学ぶということ
生け花と聞くと、多くの方は
「和室で静かに行う、日本の伝統文化」というイメージを抱くかもしれません。
しかし生け花教室「おおら花」 では、
そのイメージを一歩超えた、現代的で自由な生け花の形を提案しています。
東京・日本橋。
歴史と文化が息づくこの街で「おおら花」は、
建築デザイン事務所がリノベーションを施したスタジオギャラリーで開かれています。
伝統的な和室ではなく、光と空間を活かした現代的で洗練されたスタジオ。
老若男女、国籍を問わず、
さまざまな人々がこの空間で花を通じて、ひとときの生花体験を共有しています。
日常の役割から離れ、自分自身と向き合う時間。
植物に触れ、季節の流れを感じることで、感性が磨かれ、暮らしが豊かに整っていく。
「おおら花」は、そんな“おおらかなひととき”を届ける場所でありたいと願っています。
初めての方、経験者の方も、お気軽にお越しください。
花と向き合いながら、楽しい時間をご一緒しましょう。




