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Ikebana

東京・日本橋のいけばな教室「おおら花」公式ブログ。

生け花とは|いけばなの歴史、流派の特徴紹介まで

更新日:2025年12月4日


いけばなとは​

生け花(華道)は、花をたくさん集めて華やかに見せる“アレンジメント”とは少し違います。

いけばなが大切にしているポイントは、

  • 一本の枝の「向き」

  • 花の「姿勢」

  • 余白や間の取り方

  • 空間の中でどう“見せるか”

といった、素材そのものの形を生かした空間づくりです。


「飾る」というよりも、自然を観察し、それをどう見立てるかが作品になる。そんな感じに近いかもしれません。

生け花・華道は、花や植物を使って、自然の美しさと人の感性を織り交ぜて空間を構成する、日本独自の伝統芸術です。


また、植物と向き合う静かな時間のなかで、自分自身の心の動きや感情に気づくことができる──

その内面的な対話も、いけばなの大きな魅力のひとつ。


最近では都会で忙しく過ごす人ほど、“植物をじっくり見る時間”を求めて始めるケースも増えています。


その中で、生け花を習い事として体験してみたい方向けに、

以下では生け花はどういう歴史を辿っていったのかを解説していきます。



生け花の歴史

700年以上受け継がれる、花と人の物語


いけばな作品の写真 木瓜 瓶化

生け花の起源は、仏に花を供える「供華(くげ)」にあり、14世紀・室町時代(1330年代)から、芸術表現として独立していきました。

供華という寺院で仏前に花を供える行為が、しだいに“形の美しさ”を意識するようになり、植物を空間に構成する技術へ発展していきました。

ここから、いけばなは大きく3つの伝統様式へ進化します。


立華|自然の景色を花で表現した、格式あるスタイル

室町〜江戸初期までに生まれた立華(りっか)は、山・川・野の景色を象徴する“荘厳な構成”が特徴です。

日本人特有の森羅万象の理念を元に、花器の上に地球を想起するような、球体を模る花型として仏様に備える花から、貴族などの観賞用の花として親しまれるようになっていきました。


いけばなとはを説明する立華の写真

たとえば、

  • 上に伸びる枝=山の稜線

  • 下を支える葉=地面の広がり

  • 軽やかな小枝=風の通り道

というように、一本一本に役割を与えて構成します。理論と構造の美しさで成り立つのが立華です。


生花|一本の枝の“姿”を極限まで引き出す

いけばなとはを説明する生花の写真

立華をさらに簡素化し、「植物の個性を一番美しく見せる」ことに集中したのが生花です。

ポイントは3つの線(天・地・人)。この三角構成が、いけばなの基礎のほぼすべてを作っています。

一本一本の線、枝とどう向き合うか。

ミニマルでありながら奥が深く、現代のクリエイティブな思考に通ずる高い様式です。


自由花|明治〜昭和に生まれた「型に縛られない」表現

いけばなとはを説明する自由花の写真

西洋文化が入ってきたことで、花器も形も自由にしていい時代がやってきます。

  • 素材の組み合わせ

  • 不規則な線の遊び

  • 新しい花器の利用

  • デザイン思考の導入

というように、アートとしてのいけばなが一気に開かれたタイミングです。


戦後〜現代|前衛いけばなとアートの融合

1950年代以降、芸術の国際化の流れの中で、いけばなはさらに進化します。

いけばなとはを説明する自由花の写真02

  • 金属・ガラス・工業素材との組み合わせ

  • 彫刻のような構成

  • インスタレーション的な展示

  • 海外のアートフェアなどへの出展

もはや「花だけで作るもの」という枠を超え、現代アートと同じ領域で評価される作品も多く生まれました。


その中でも、伝統と現代性のバランスを保ち続けてきた流派の一つが、

生け花教室おおら花で学ぶことのできる、いけばな龍生派です。


いけばなの流派について

長い歴史の中で、いけばなはさまざまな流派に分かれて発展してきました。

たとえば、格式ある古典様式で知られる池坊(いけのぼう)、

現代的な創作表現に力を入れる草月流(そうげつりゅう)、

水の流れのような美しさを追求する小原流(おはらりゅう)など、

それぞれが異なる理念と美意識を持ち、いけばなの世界を豊かに彩っています。


龍生派について



型と自由を往復する、現代いけばなの精神

​1886年創流の「龍生派」は、伝統に根ざしながらも現代的な造形性を重視する流派です。

日本最古の流派である、池坊から派生した龍生派のいけばなは型を学び、そこから自由に個性を表現することを理念とし、

いけばなを感性表現として深めることに力を注いできました。

「おおら花」では、この龍生派の教えを大切にしながら、古典花と自由花を両輪としたレッスンを行っています。


いけばな教室「おおら花」で学ぶということ

伝統と今が交わる、ひらかれた場所



「おおら花」は、東京都中央区日本橋の馬喰町駅から徒歩2分アトリエ兼ギャラリー「Studio SOIL」1Fで開催しています。

この教室には、ビジネスマン、子育て中の方、学生、クリエイターなど多様な方が訪れ、花と向き合う時間を共有しています。

​いけばなは、普段と違った感性を整えてくれる時間です。おおら花では、いけばなを通して、誰もが自然体で表現できる場を目指しています。初めての方も、継続的に学びたい方も、それぞれのペースでいけばなの世界を味わっていただけます。


はじめての方へ​

まずは気軽に、お花と向き合う時間を道具はすべてご用意しております。詳しくは下記のページからご確認ください。


教室の詳しい体験情報はこちらから

ご予約は「RESERVATION」ページより承っております。







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