top of page

What's 
Ikebana

japanese-ikebana-experience-nihonbashi-tokyo-whats-01

いけばなとは​

自然と人の感性が出会う、日本独自の芸術

​いけばなは、単なる花のアレンジメントではなく、

自然の美しさと人の感性を織り交ぜて空間を構成する、日本独自の伝統芸術です。


枝ぶりや花の個性を尊重しながら、

空間の“間”を生かすことで、目に見えない美しさや余白を表現します。


また、植物と向き合う静かな時間のなかで、

自分自身の心の動きや感情に気づくことができる──

その内面的な対話も、いけばなの大きな魅力のひとつです。

いけばなの歴史

700年以上受け継がれる、花と人の物語

いけばなの起源は、仏に花を供える「供華(くげ)」にあり、
14世紀・室町時代(1330年代)から、芸術表現として独立していきました。

江戸時代(17〜19世紀)には様式が整い、

明治時代(1868年〜)以降は多様な流派が生まれ、
いけばなは広く人々の暮らしと結びつく文化として発展してきました。

現代ではアートやデザインと融合しながら、

より自由で個性的な表現へと広がっています。

そして、こうした歴史と美意識が評価され

2020年には「日本遺産(Japan Heritage)」として正式に認定されました。
いけばなは、単なる花の飾りではなく、

時代を超えて継承される「かたちの文化」として、
今もなお日本の美の感性を世界へと伝え続けています。

いけばなの流派について

長い歴史の中で、いけばなはさまざまな流派に分かれて発展してきました。


たとえば、格式ある古典様式で知られる池坊(いけのぼう)、

現代的な創作表現に力を入れる草月流(そうげつりゅう)、

水の流れのような美しさを追求する小原流(おはらりゅう)など、

それぞれが異なる理念と美意識を持ち、いけばなの世界を豊かに彩っています。

龍生派について

型と自由を往復する、現代いけばなの精神

​1886年創流の「龍生派」は、

伝統に根ざしながらも現代的な造形性を重視する流派です。

日本最古の流派である、池坊から派生した龍生派のいけばなは
型を学び、そこから自由に個性を表現することを理念とし、

いけばなを感性表現として深めることに力を注いできました。


「おおら花」では、この龍生派の教えを大切にしながら、

古典花と自由花を両輪としたレッスンを行っています。

「おおら花」で学ぶということ

伝統と今が交わる、ひらかれた場所

「おおら花」は、東京都中央区日本橋の馬喰町駅から徒歩2分

アトリエ兼ギャラリー「Studio SOIL」1Fで開催しています。


この教室には、ビジネスマン、子育て中の方、学生、

クリエイターなど多様な方が訪れ、花と向き合う時間を共有しています。

いけばなは、普段と違った感性を整えてくれる時間です。
おおら花では、いけばなを通して、誰もが自然体で表現できる場を目指しています。
初めての方も、継続的に学びたい方も、

それぞれのペースでいけばなの世界を味わっていただけます。

はじめての方へ

まずは気軽に、お花と向き合う時間を

道具はすべてご用意しております。

どうぞ手ぶらでお越しください。
ご予約は「RESERVATION」ページより承っております。

ご予約はこちら

bottom of page